東屋企画、猿山修さんデザインの黄金コンビによるこちらの作品は、東京荒川区の坂見工芸にて製造しています。
坂見工芸では、大量生産には不向きなヘラ絞りという技法で職人さんが一点一点お作りになられています。
ヘラ絞りとは、金属板を回転させヘラと呼ばれる棒を押し当てながら成型していく技法のことです。
型に押し当ててプレスする技法よりも厚みが均一で丈夫であることが特徴です。
このような職人の巧みな技が際立つこちらのお盆は真鍮に銀メッキを施しています。
銀は使えば使うほど黒く変色してきます。この経年変化は「いぶし銀」と呼ばれ古くから愛好されてきたそうです。
アンティーク調に変わる豊かな表情の変化を最後の画像で見比べてみてください。
どうぞ、時の流れとともに移ろうテクスチャーを楽しんでいただきたいと思います。

直径：約24cm
高さ：約2cm
重さ：約305g

色味や質感などは、ディスプレイの性質により多少異なって
見える場合がございます。
予めご了承くださいますようお願いいたします。